土曜日, 9月 06, 2008

同軸スピーカー

同軸スピーカーは昔から好きなスピーカーです。ずっと前ですが、タンノイのインパルス10を使っていました。25cm2ウェイの同軸バスレフスピーカーです。ネットワークをいじったり(コンデンサー交換、コイルのエポキシ漬けなど)、ユニットの後ろには円形の鉛を貼り付けたりして結構いい音が出てました。高域はあまり伸びていませんが、特に良かったのがチェロの再生、ヨーヨー・マのバッハ/無伴奏チェロ組曲を飽きずに聴いていました。2枚組みのCDです。いま棚から引っ張り出してみましたらケースが変色してしまっていました。20年以上経っていると思います。

最近の同軸スピーカーはどうかと思い、ちょっと調べてみました。一番ユニークなのが、こいつ!仏Cabasseのハイエンド同軸4ウェイスピーカー









妙な形ですが音はいいようです。

以下はAV Watchからの引用です。

「上部の球形部分は4ウェイの同軸ユニット。前面にある白黒の部分の再内周がドーム型の28mm径ツイータで、振動板にはポリプロピレンを使用。その周囲を囲む白いリング状のユニットが10cm径のミッドレンジ。黒いエッジ部を挟み、その外周にあるのが21cmの中低域ユニット。中低域ユニットには、独自の「Rohacellフォーム熟成型」を使って製造される、軽量で剛性の高い「Duocell」振動板を使っている。

 ここまでが1つの3ウェイ同軸ユニット「TC23」。その背後に、55cm径の大型ウーファ「55ND46」を配置している。具体的には、ウーファの前にフレームを設置し、そこに「TC23」を取り付けて4ウェイの同軸としている。固定用アームの形状は、音質を歪ませないように設計されているという。」

標準価格:1,400万円(ペア)、最低システム価格:1,800万円、推奨システム価格:2,000万円ということです。すごい値段がついてます。この日本で何人の人が買うのでしょうか?55cmウーハーとはすごいですね。このウーハーからでる低音でペットボトルに入ったお茶がゆれるそうです。部屋から先に造らなくてはいけないんじゃないかと、、、。またこういうデザインのスピーカーってどんな部屋に置けば似合うのでしょうか?

もう少し現実的なものではマクソニックの同軸スピーカー。これも以前から気になっていました。


励磁型の音はまだ聴いたことがないのですが非常に興味があります。Cabasseほどではないけれどこれもかなりの高級機です。音場感などいいのでしょうね。ぜひ一度聴いてみたいものです。こういうどっしりとした形の箱、古臭くもあり、結構好きです。広い部屋で思いっきり鳴らしてみたい。