火曜日, 10月 18, 2005

導電性塗料

あまりにも 長い間日記を書いていなかった。これでは日記ではなく月記になってしまう。
という訳でVictorのTT-71に手を入れたときのことを書いておく。

                           
 左の写真はコピー用紙に導電性塗料を塗ったところ。ある程度は厚めに塗っておいた方が効果は大きい。ただ塗りすぎると乾いてからひび割れて剥れたりすることもあるのでほどほどに。紙の裏には両面テープがびっしりと隙間無く貼り付けてある。

これを貼る場所の大きさにに合わせて切っては貼り、切っては貼りをひたすら繰り返す。狭いところや複雑な形のところに貼るにはかなりの根気が必要である。

私などは性格的にそんなところには初めから貼らない。できる限り大きく広いところから貼っていき、紙が無くなったのをいいことにしてさっさと終了する。
冗談ですう。


右の写真はターンテーブルをはずして平らな部分にできる限り貼ってみたところ。こういう所は割合簡単に片付く。

直接塗るのではなく紙に塗ってから貼り付けるのは、もし出てきた音が気にいらないときも剥がしてしまえば元にもどせる。(今まで気に入らなかったことは無いが)

もうひとつの理由は、直接塗ると乾いてから剥れる恐れが大きく、導電性ゆえコワイから。ここは裏のパーツのところに次いで効果有り。音のなめらかさが増す。







これは裏の写真。中央がモーターのアルミカバー。ここに塗ったときはかなり効果があった。外周部にはパテを埋めてから導電性塗料を塗った。パテの上だけには紙を貼らずに直接塗ってしまった。これでもフレーム?の補強になるのではないか?

写真の黒いところはほぼ導電性塗料の色と思ってもいい。もとはアルミ地のシルバーであったところ。

写真にはないが、このモーター部の金属製の黒いカバーにも裏表両面に導電性塗料を塗った。

ここまで全て塗り終えると音質的には2ランクぐらいは上がっているのではないだろうか?いい加減な表現だが個人的な印象。歪感のない自然な音に近づく。