月曜日, 9月 05, 2005

ブラックスーナー

 以前からちょっと気になっていたブラックスーナー6mm(写真右側)のケーブルを買ってみた。  50cmで5000円。  左のベルデン8412に比べると細くて頼りない感じがする。  8412には毎度おなじみの導電性塗料がタップリ塗ってあり、音質的にはピラミッドバランス、低音はどっしりと分厚く高音は歪感なくすっ~と伸びている。  いままで特に不満もなく聴いていたのだが、ブラックスーナーも一度試してみたかった。 わかるでしょ、この気持ち。 

 CSチューナーとプリアンプ間に接続して一晩のエージング後聴いてみたところこれがなかなかよろしい。 情報量は8412改と同等、これにプラスしてスーナーのほうがやや中高音が滑らかな印象。  ほんの僅かの差であるから、8412改のレベルが高いとも言えるしノーマルのスーナーもなかなかハイレベルなケーブルともいえる。 

 そしてまた塗ってしまった。 もう少し聴き込んでからの方が良いのだろうが、我慢できずにスーナーに導電性塗料をこってりと塗ってやった。 おかげで指先が真っ黒になってしまった。 いままでこいつを塗って悪い音いやな音が出たためしがない。  塗料が完全に乾くのも待てずに接続して試聴開始!

 ミュージックバードのジャズを聴いてみると、先ほどはやや滑らかになったと感じたのだが、今度は骨格感が少しでてきたように感じた。 とはいってもこれはごく僅かな変化である。 スピーカーはここのところずっと400Bで聴いているのだが、ユニットの駆動力が少し増したよう。 低音が締まったのかな? なにもかも少し少しばかりだが、ほんとに少しの変化なのだから仕様が無い。 取り敢えず良い方向へ変化したので満足。 ジャズ向きと書いてあったが、わたしには特に音楽のどの分野に向いているとかは感じなかった。  

 

0 件のコメント: